不動産仲介における「一般媒介」と「専任媒介」の違いとは?
- 函館移住日記
- 5月9日
- 読了時間: 2分
不動産を売却する際には、不動産会社と結ぶ「媒介契約」の種類によって販売の進め方が変わります。この記事では、「一般媒介契約」と「専任媒介契約」の違いと、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。
一般媒介契約とは?
一般媒介契約では、複数の不動産会社に同時に販売を依頼することができます。売主ご自身が買主を見つけて直接契約することも可能です。
メリット
複数の会社が動くため、より多くの買い手にアプローチできる
売主自身でも売却できるなど、自由度が高い
デメリット
1社ごとの責任感が薄くなりやすく、積極的に動いてもらえないことも
情報管理がバラバラになる可能性がある
専任媒介契約とは?
専任媒介契約は、1社の不動産会社にだけ販売を任せる契約です。売主が自分で買主を見つけて契約することは可能ですが、他社には依頼できません。
メリット
販売活動が一元管理されるため、情報が整理されやすい
業者は販売状況の報告義務があり、安心して任せられる
指定流通機構(レインズ)への登録義務があるため、広く情報共有される
デメリット
依頼先が信頼できる会社でないと、販売機会を逃すリスクがある
中には、他社に紹介しない“囲い込み”を行う業者も存在する
囲い込みって何?
「囲い込み」とは、不動産会社が自社で買主も見つけようとするあまり、他社からの問い合わせや内見希望を意図的に制限する行為です。このような行為があると、売却チャンスが減り、結果として損をするのは売主です。
当社では、囲い込みは一切行いません。すべての買い手に公平に情報を公開し、売主様にとって最も良い条件でのご成約を目指しています。
結局、どちらを選べばいいの?
売却方針 | おすすめの契約形態 |
幅広く売却活動をしたい | 一般媒介契約 |
じっくり1社と相談しながら売りたい | 専任媒介契約(囲い込みしない会社が前提) |
まとめ
媒介契約の違いを理解した上で、どの不動産会社と、どのような契約を結ぶかは非常に重要です。「任せてよかった」と思っていただけるよう、私たちは透明性とスピードを大切に、一件一件誠実に対応しています。
売却をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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